生きづLABO研究員制度 活動ブログ

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FTMの自分にとって、生理が辛すぎる話

多くのFTM/FTXにとって、生理は辛いものだと思います。私自身、本当は男性なのだから絶対に生理はこないと思っていたので、はじめてきたときには絶望し、もうこの体で生きていたくないという気持ちが強くなりました。

はじめてきてから、今日に至るまで、何十回の生理を経験しましたが、未だに慣れることはできず、毎月憂鬱な気持ちになっています。今回、未治療FTMの自分にとっての生理について紹介しようと思います。

なぜホルモン治療をしないのか
女性の体で生まれたとしても、その後男性ホルモンを投与したり、子宮を摘出することで生理を止めることができます。(子宮摘出よりも男性ホルモンの投与を先にするのが一般的なので、今回はホルモン治療に絞って書きます。)

私自身、ホルモン治療をしたい気持ちはとてもあるのですが、まだ社会経験の少ない高校生である自分には、不可逆的な治療は早すぎるのではないかと懸念しています。(ホルモン治療を後悔したFTMの方を見たのも理由の1つです。)

またピルを長期間服用することで、理論上、生理を止めることができます。が、近くの病院で相談してみたものの、そのような状況からピルを処方するケースがないため反対され、処方してもらえなかったです。

ピルを処方してもらえるよう、ドクターショッピングしても良いのですが、ピルを飲み続けることで胸が大きくなったりすることもあるらしく、それも嫌だな…と思い、現在は特段何もしていません。毎月、生理がくるような状況です。

つらさを緩和するためにやっていること
人それぞれ理由は異なると思いますが、私の場合は、自分の体が女性であると痛感させられることが嫌です。生理特有の痛みや、ナプキンを交換しないといけないことで、生理である、すなわち女性であることを痛感させられます。

(ナプキンは、女性らしいデザインであったり、テレビCMも明確に女性だけを対象としているように感じられるので、自分が持ち歩くのは変かなとも思っていました。)

そこで期間中は、少しでも痛みがある場合は痛み止めを飲み、ナプキンを交換しなくても良いよう吸水する下着を履いています。

私自身、痛いというより違和感レベルの痛みでも、その弱い痛みから連想して、精神的に辛くなることが多々あるので、すぐに服用するようにしています。ただ生理が軽い方なのか、期間中に服用するのは1-2回であることが多いです。

また最近、血を吸水する下着はたくさん販売されていますが、女性的なデザインが多く、普段は男性用のボクサーパンツを履いている自分は、どうしても抵抗感があり、身につけることが難しそうだなと思っていました。

なので私は、女性アスリートやトランスジェンダー向けに開発された、OPTの吸水型ボクサーパンツを使用しています。

OPT ONLINE STORE|オプト オンラインストア – opt-onlinestore

1枚8,000円ほどするので決して安くはないのですが、これしか履けそうにないため、とてもありがたく利用しています。

普段はナプキンを全く使わず、2-3日目などの量が多い日は、1日2回履き替えることで対応しています。血を洗い流して、洗濯機に入れる必要があるので大変かなと思いましたが、すぐに血は落ちるので、思ったほど手間ではなかったです。

痛みもなく、ナプキンを使わないと、生理ではなく、なんか血が出てきてしまっているだけだなと思えるので、以前よりは精神的に楽になりました。

また、それでも精神的に不安定になることはあるので、好きな食べ物を食べたり、あるいは欲しかったものを購入したりと、できるだけ精神的に落ち着けるような工夫はしていますが、完全につらさから脱却することはできていません。

ホルモン治療をするまで、どうにかやり過ごせたらいいなと思っています。