※本記事には自傷行為についての内容が含まれています。読む人にとっては負担等を感じる場合もありますので、各自の判断で閲覧してもらえるようにお願いします※
私は5年ほど前に自傷行為をはじめ、今はほとんど辞められていますが、精神的に不安定になると、いわゆる切りたい衝動が押し寄せ、頭の中がそれでいっぱいになってしまいます。
とはいえ、精神的に落ち着いているときは自傷行為をしたいと全く思わないので、なぜ精神的に不安定になると自傷行為をしたくなるんだろうと、自傷行為に至るまでのプロセスを考えてみることにしました。
ちなみにFTMが自傷行為に及ぶ理由自体は過去の記事で書いているので、よければこちらも併せて見てみてください。
自分自身、普段は感情優位なタイプというよりは、理屈っぽいタイプな気がしており、まわりからは「しっかりしている」といった評価になることが多いです。
そのため普段、何かに悩んだり、嫌なことがあれば、それを論理的に解消しようと試みています。また考えること自体が好きなタイプであり、四六時中、何かについて考えているようにも思えます。
しかし、例えばトランスジェンダーであることを否定的な見られ方をしたなど、自分にとって深い傷を負うようなことの場合、最初は「そういう人もいる」「仕方がない」と考えるのですが、それだけでは気持ちが落ち着かず「自分が悪い」「社会に受け入れてもらえない」「いなくなったほうがいい」など自責的な考えがエスカレートしてしまいます。
また上手く思い出せないのですが、自責的な考えがエスカレートすると、過去に起きた同様の記憶がフラッシュバックするような感覚があり、とにかく感情に押しつぶされて、上手く頭が働かなくなり「切りたい」「死にたい」といった思いに支配されてしまいます。
なぜ「切りたい」と思ってしまうのかというと、やはり以前切ったときに気持ちが落ち着いたことを覚えているので、また同じようにして気持ちを落ち着けたいという意図があるのかなと思いました。
自傷行為を辞めるべきだと他者に言われたことがあり、それを信じて最初のほうは切らないように我慢しますが、より感情が高まってくると「もう明日にでも死ぬからいい」といった感情になり、体を刃物で切ってしまいます。(切ると気持ちが落ち着き、ほとんどの場合は希死念慮も消滅します)
また自傷行為を辞めるべきという(理解のない)意見の中には、自分の体を大事にしたほうがいい、傷をつけないほうがいいというものがありますが、自分自身トランスジェンダーで体をひどくコンプレックスに思っているので、むしろ自分の体を傷つけられると喜んでしまいます。
また自傷行為をしたくなっているときは、幼少期にあまり表現できなかったこともあり、自分の気持ちを理解してほしい・甘えたいといった感情もあり、それらを埋めるために自傷行為をしたくなるのかなと思っています。
そうなる前に、誰かに相談して気持ちを打ち明けることができたらいいのかなと思うのですが、相談することは難しいなと思ってしまいます。