生きづLABO研究員 活動ブログ

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オールジェンダートイレについて、私がかんじていること

オールジェンダートイレについて、少し話したい。
みなさんは「オールジェンダートイレ」という言葉を聞いたことがあるだろうか。ジェンダーレストイレ、ユニセックストイレ、男女共用トイレなど、似た言葉で呼ばれることも多い。 コンビニや個人経営の店などでは、実用的な理由から男女共用になっているものもよく見かける。一方で、近年耳にする「オールジェンダートイレ」という言葉は、多様な性のあり方を意識して設けられている場合が多い印象がある。今回は、そのような文脈の違いを意識しつつ、話を進めたい。
今年の大阪万博では、オールジェンダートイレが多く設置されていた。そこで初めてその存在を知った人もいるかもしれない。私自身も、万博で初めてオールジェンダートイレを利用した一人だ。 そのとき私は、「自分の存在を認められたような気がする」と感じ、すごく嬉しかった。
私は、身体の性別は女性だが、自分のことを女性とも男性とも思っていない。そして、女性トイレを使うことに強い違和感がある。緊急時を除いて利用を避け、今は多目的トイレを使うことが多い。 ただ、混雑した商業施設などでは、「本当にここしか使えない人に申し訳ない」と感じることがある。私にとっては必要な場所だけれど、誰かの場所を奪っているような気がして、この気持ちはずっと引っかかっている。
だからこそ、私はオールジェンダートイレがもっと増えたらいいと思っている。 もちろん、さまざまな意見や不安の声があることも分かる。私自身、今ある女性トイレや男性トイレをなくしてほしいとは決して思っていない。 大切なのは、「選べること」だと思っている。 男女別トイレはこれまで通りありつつ、多目的トイレと同じくらいの数のオールジェンダートイレがあったら嬉しい、というのが今の私の率直な気持ちだ。
オールジェンダートイレには賛否があるが、その感じ方は立場や経験によって大きく異なると思う。実際に使う必要に迫られたとき、戸惑いや不安、安全面での懸念を覚える人がいるのも自然なことだ。 だからこそ、オールジェンダートイレの割合や設置の仕方については、誰かの安心を犠牲にしないよう慎重に考え続ける必要があるのではないかと感じている。
オールジェンダートイレは、私のように性別に違和感を持っている人だけでなく、介助を受ける人や、男女別トイレが混雑しているときの選択肢としてなど、さまざまな人にとって意味を持つ可能性がある。
すべての人が同じように安心できる形は、きっと簡単には見つからない。それでも、オールジェンダートイレを含め、トイレ環境について考え、選択肢を増やしていくことが、誰かの生きづらさを少し軽くすることにつながればいいなと思っている。

※思っていることをより適切に表すために、ChatGPTと、Gemini というAIを使用しています