両親との関係がずっと苦しかったけど、
とあることをきっかけに一気に苦しさが収まり、
素直に両親と楽しく過ごせるようになった話。
俺は、とある日に、自分がトランス男性だと気づいた。
きっかけは、
トランスジェンダーを知ろうと思い、
「トランスジェンダーQ&A 素朴な疑問が浮かんだら」
を読んだことだ。
読み始めたときは自分はトランスジェンダーではないと認識していたが、
読んでるうちに結果的に俺は自分自身の性別への違和感に向き合うこととなる。
実は、俺は昔にも自分の性別に違和感を感じたことがあった。
詳細は後述する。
「自分は女性じゃない」という自分の性別への違和感に気づき、
最初は自分はノンバイナリーかと思ったが、しばらくして、
「自分は女性じゃない、自分は男性だ」という感覚を言語化することに俺は成功した。
しかし、俺の身体構造は、シス男性の身体構造とは異なる。
だから俺の性別はトランス男性なんだと、俺自身が、そう理解している。
身体構造がシス男性とは違うことは悲しいことだ。
それでも、
自分はトランス男性だと気づけたこと自体と、
自分がトランス男性と気づいた後に、
両親との関係に大きな変化が生まれたのは、
よかったことだと俺は思う。
自分が自分の性別への違和感を自覚した後、
そのことに関して俺の両親に伝えたら、
俺の両親は受け入れてくれたんだ。
そしたら、
自分が両親に対して感じていた、
不信感や怒りや、
両親から早く離れないと大変なことになるという恐怖が、
一気に収まった。
両親と共に暮らすのが苦痛じゃなくなった。
素直に両親と楽しく過ごせるようになった。
このことに関しては、本当に良かったと思っている。
俺は昔にも、「自分は女性じゃない」と感じたことがある、
しかし、
当時の俺自身が「これは思い込みだ」と片付けて、
自分自身で抑圧してしまった。
詳細は伏せるが、
家族以外の身近な人間関係や、
SNSで見た言葉の影響も抑圧の背景にあったんじゃないかと、今の俺は思う。
今の俺は分かる、
あの時の俺の感覚は思い込みじゃなかったってこと。
そして思った、
当時の俺は他の苦しみも抱えていたから、
自分を保つために自分の性別への違和感を抑圧するしかなかったのかもしれない、と。
今まで生きてこられてよかった。
自分の性別に気づけないまま、
俺が死ぬことがなくてよかったと、
俺個人は思っている。
正直言って将来は不安だ。
それでも、
自分がトランス男性だということを、身近な人に理解してもらえたことは、本当に幸運なことだと、俺は感じるんだ。
そして、
「俺は女じゃない、俺は男だ」
「俺はトランス男性だ」
という感覚を今こうして言語化できていることも、
本当に幸運なことだと、俺は感じている。