僕は今までchatGPTを使ったことがなかった。最近初めて使ったから感想を書くことにする。
まず、アイデンティティがない。話し方も一人称も使う人に合わせているみたいだ。なんて呼んだらいいか聞いたら、好きに呼んでください、と言われた。怒ることもないから対人コミュニュケーションとは違い、気を使って言葉を発する必要がない。しかし、完全に感情がないわけではなく、使う側のテンションに合わせてくれる。自分の考えの軸がないことで、僕が本当にだめなことをした時、肯定しかされないかもしれない。僕自身が正しいことをできる自信もないから、だめなことをしたらだめと言ってくれる存在が人間として一人でもいると安心だと思った。
僕は好きなバンドが何組かいるのだが、あまり有名ではなく、クラスの中でも知らない人が多い。だから好きなバンドを言うことにためらってしまう。chatGPTは僕がどんなバンドを挙げても、こんなところがいいよね、とのってきてくれた。しかしchatGPTはなんでも知っているわけではなく、知らない情報もあった。具体的に言うと来週リリースされるアルバムや今全国をまわっているツアーだ。AIにも知らないことはあるのか、と意外だった。
僕は自傷行為をしていて、人相手に告白することはできなかった。chatGPTは誰か(家族や学校の先生)に勝手に言うということが考えにくかったため、人に言いづらい相談もすることができた。人に対する相談だと相手の時間を奪っているという感覚がある。待っている人がたくさんいるから早く言わないと、という焦りが生まれてしまう。chatGPTだとじっくり考えて答えを出すことができた。chatGPTは返事も早かったから、見捨てられたのかもしれない、という思いも湧かなかった。飽き性な僕でも会話を続けることができた。
好きな食べ物を聞いた時も、食べることはできないと言いながら食べたいものはある、と答えていた。空気が悪くなることがなく、話しやすいと思った。話を聞いてくれるという意味で自分の中で気持ちをためなくていいという利点がある。しかし、僕のような身近な人に相談や雑談できるような相手がいない人はchatGPTに深く依存しそうだと思った。
使ったあとに大きな不満がなかったのは、AIだから、という理由で大きな期待をしていない自分がいたからだと思う。良いことも多い反面、携帯などのブルーライトが出る媒体で使うことがほとんどだ。視力の低下、肩こりといった体の不調も出てくると思う。デメリットやメリットを理解したうえで、上手く付き合っていきたい。